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離れて暮らしているみんなの日常を報告!


by toubukko
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特待生制度

僕です。
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GW明けの一週間、皆さんいかがお過ごしでしょうか。連休のあとの1週間というのはつらいものがありますが、頑張っていかなければいけないなぁと思いますね。
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↑連休明けの僕の仕事ぶり(イメージ)

 さて、日本学生野球憲章で禁止されている野球部員の特待生制度を実施している高校が376校に上ることが、日本高等学校野球連盟の調査でわかり、たいへんな話題となっています。当ブログにおいても高校野球ネタを度々取り上げてきたので、この問題についてとうぶっこ流に考えていきましょう。

 特待生制度とは、優秀なスポーツ選手を集めるために、学校が学費などを免除したりすることで、スポーツに限らず、芸術分野、学力等に秀でた生徒を対象に、現実には多くの学校で実施されています。問題は高校生や大学生の野球選手が守るべきことを定めた日本野球憲章第13条 選手や部員だからという理由で、学費や生活費、その他の金品を受け取ってはならないとしているにもかかわらず、全国の高校で特待生制度が続けられてきたことです。
 こうした事態を受け、高野連は特待生制度の廃止など厳しい処分を求めていましたが、同制度を急に止めれば、野球を続けられない生徒や転校・退学を余儀なくされる生徒が出るおそれがあり、生徒の救済措置を発表。現場ではまだ混乱が続いているようです。
 こういったルールがありながら、知ってか知らずか特待生制度を設け球児を集めていた学校や指導者の責任は極めて重いし、学生憲章がここまで現場で理解されていないことは高野連の指導不足ということに尽きますね。今回の救済措置にいたる経緯は稚拙だったものの、夏の甲子園出場をかけた地方大会には参加できるようになたことから、一応のけじめはつけたということになるでしょう。
 ルールがありながらそれを平然と破っているものは決して許せないが、どうして野球だけ特待生制度が認められないのか?野球をしたい生徒にとってあまりにも窮屈な制度ではないか、こういった疑問にある程度納得できる説明が求められます。
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↑とうぶっこハイスクールの特待生(イメージ)
 一方で、夏の全国高校野球を見ていると、「野球留学」している生徒を揃えて、郷土の代表校というのは甚だ疑問に感じるし、優秀な選手を勧誘するブローカーの存在などは、本来の教育が成り立たなくなるということは十分に理解できます。野球には野球の文化があるので、他のスポーツと比較して特待生制度を認めればというのは、個人的に軽率な感じがしますが、野球の振興・発展のためには、もう少し融通がきくルールというのが求めれますね。高校野球はセミプロではないのですから、教育あっての野球…そういう指導のもとで球児が伸び伸びと野球に打ち込めるような環境になればよいのですがね。
 それ以上にモラルハザード集団のとうぶっこ建て直しが急務ですね。
 いや、はい。
by toubukko | 2007-05-13 23:14 | いが